企業の成績を分析する方法
ビジネスパーソンの三種の神器は「IT、会計、英語」などと言われ、「決算書の読み方」のようなセミナーは大変盛況のようです。ところで、決算書に書いている会計数値は企業の実態を正確に表しているのでしょうか。 決算書を作る会計には、「税務会計」と「財務会計」の2つのルールが存在しま...
新しい言葉に飛びつく前に
サイモン・シネックという人が提唱しているゴールデンサークルという考え方があります。これは、マーケティングを展開するときに、なぜそうするのかということから始めて、それを具現化するためにはどうするかを考えて、具体的にどんな製品やサービスに落とし込むかという流れでアプローチする企...
戦略の浸透
ある戦略が失敗する。その失敗の原因を調べてみると、戦略の内容そのものが決定的に間違っていたというよりも、戦略の浸透が十分でなかったために組織全体の行動が戦略の示そうとした方向に集中して行われていなかった、というケースが意外と多いものです。では、組織に戦略を理解させ浸透させる...
誰が競争相手か
競争戦略とは、「相手との違いをつくり、またそれを利用してゲームの展開を自分に有利にもっていくこと」にほかなりません。その違いは画期的な新製品の開発を行ったり、流通チャネルの支配力の差を利用したり、とさまざまです。しかしそのエッセンスは、「相手との違い」にあります。「相手との...
在庫の見方
製品在庫、期末棚卸高、棚卸資産などさまざまな表現を使って貸借対照表に計上される「在庫」とは、決算時点で持っている商品の価値を意味します。つまり、「今は在庫として持っているけれども売れたらいくらになるか」を教えてくれます。しかし、この数字には別の見方もあります。今回のコラムで...
議決権付自社株式の割合を自らに集中させる方法を探る
事業承継の際、経営権を維持するために議決権付自社株式の割合を自らに集中させることが後継者に求められます。でも、すでに株式が複数の株主に分散しており、後継者に買取のための資金調達が必要となった場合後継者はどうしたらよいでしょうか。今回のコラムでは、議決権付自社株式の割合を自ら...
自社株式を後継者に移転・集中させるための取り組み
中小企業庁委託「中小企業における事業承継に関する調査」(2014年2月)によると、経営者の約6割は、過半数を超える自社株式を個人で所有しているそうです。事業承継の際、このように所有と経営が一致した状態で自社株式を後継者に移転・集中させるにはどうしたらよいでしょうか。今回のコ...
事業承継を乗り越える方法
東京商工にリサーチよると、2015年の休廃業・解散件数は2万6,699件でした。このなかには、資産超過にも関わらず後継者難など事業承継問題を理由とするものも存在します。このような会社を救うには、どうすればよいのでしょうか。今回のコラムでは、会社が事業承継を乗り越える方法につ...