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時機を逃さない

”悪化した業績を立て直すために抜本的金融支援を伴わない経営改善計画書を作りたい”、

という相談を弊所では仕事柄よく受けます。



その際、”これだけ財政状態の悪化の程度が大きいと計画を作ってもムダに終わる可能性が

高いですよ”、と計画作りの申し出をお断りすることがあります。



なぜお断りするのか。理由は、”事業を継続する能力に乏しい場合Cash不足により計画の

実行途中で力尽きる可能性がある”、と思うからです。



ちなみに、弊所では”事業を継続する能力に乏しい状態”を以下のように定義しています。


〔弊所の定義〕

1.過去3年間のフリーキャッシュフローは、毎年”マイナス”に陥っている。

2.資金繰り安定のために不足するCashを補いたいが、資本注入の当てがない。

3.持ち出し続きのために、残Cashは過去3年間の平均営業支出を下回っている。



会社の財政がこのような状態では、Cash不足により計画の実行途中で力尽きる可能性があります。

だから、計画作りの申し出をお断りすることがあるのです。



抜本的金融支援を伴わない経営改善計画書を作るなら、事業を継続する能力のあるうちに

動き出すことをお勧めします。

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